おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
はいっ
きのうは【らんな劇場】克己の慧幼
お届けしましたーっ!
うん、ちょっと
悲しいおわり方でしたね(ó﹏ò。)
でも………
これで良かったのかもしれませんね。
このあと、
【らんな劇場】
克己の慧幼Epilogueエピローグを
お届けしますね(o^-')b
でわでわ…
ごらんくださいっ!
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
冬の寒さもピークを過ぎ…
少しずつ日が昇るのも早くなる。
雪の下には、今年も新たな息吹が…
春を待ちきれず、芽吹きはじめる。
あれから……少しの日にちが過ぎた。
人の記憶など…曖昧で、適当で、
時には、薄情なものである。
何も………何もなかったかのように
普段どおりの日常がすぎていく。
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
うらんの部屋からは絵本を読む声が
聞こえる。らんなの優しい声は
登場人物に合わせてくるくる変わり…
うらんはそれに夢中になるのである。
「…ガォーガォー
ライオンはトボトボと帰って行きました」
うらんはこの絵本が大好き。
他のライオンみたいに、
七色にお洒落しなくたっていい。
自分は自分らしく、前を向いて
精一杯の事を頑張ればいい。
そういった事を教えてくれる絵本。
そんな大好きな絵本を読んでいるふたりに
キッチンから声がかけられる。
らんにゃ「おやつだにゃ~!
今日は…
『肉まん』だにゃぁぁぁ!」
うらん「はーい!」
アシュリー「ハーイ!!」
ふたりは目を合わせて「にっ♪」と
笑いあった。
にこにこ!机に座ったふたりに
どこからか声がする……。
らんなだ。
らんな『た!たべすぎちゃだめだよ!
半分だけだよ!
わたし食べてないのに
体重だけ増えるのやだょ!』
しかし、
アシュリーは前を向いてきっぱりと
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アシュリー「全部食べル!」
らんな『だめぇぇぇぇぇ!!!』
らんなの悲痛な叫びはアシュリーに
届くことはなかった……。
うらんとアシュリーは
仲良く肉まんを頬張り…
『おいしぃぃぃぃ♪』
幸せいっぱいの幼魔と幼児なのでした。
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
らんな『アシュリー……そういえば
あんた、なんでまだいるのよ!
滅びたはずなのに………』
アシュリー「私ハ魔族ダヨ?
貴女の身体ノ中ニアル、
私の【核】ハ破壊サレテナイ。
復活くらいデキナキャ魔族ジャナイョ。
ランナの身体デ【核】は護ラレテ
イタミタイダね」
らんな『そっか……魔剣では
【神の加護】は斬れないってわけか……』
アシュリー「ソレニシテモ……アノ時……
アシュリーはそれこそ魔族の丸出しの
ニヤッとした意地悪い笑顔をして……
こう続けた。
アシュリー「ワタシノ『家族』
か……♪
フフ…コレカラも私の【核】
シッカリ護ってネ♪
らんな『ぐ……それは………っ』
アシュリー
「はいっ肉マン完食っ♡」
アシュリーはとっても満足気♪
らんな『くぅーーーっ!
はやくでてけーっ!!』
そして……
ひときわ大きいらんなの声が
あたりに響きわたりましたとさ。
ニンゲンの記憶など曖昧で、適当で、
時には薄情なものである。
何も………何もなかったかのように
普段どおりの日常がすぎていく。
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
【CAST】
らんな、アシュリー、うらん
らんにゃ
らんな
魔族デスティア
Napa_st
【制作】
2019らんな劇場選抜総選挙実行委員会
【監修】
魔道士らんなのトーラムまいご日記
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過去記事とリンク集【らんなび】