おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
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らんです!
今日は【らんな劇場】
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穏娘の知真おんこのちしん
第10話をお届けします!
ガードしても後の衝撃波ですごいダメージを受ける、ヌーレトースの光弾。
らんち1人で受けきれるものではないと誰もが悲観する中、そこに現れたのは………っ(ㆁωㆁ*)!
それでははじまりまーす!
ぶーーーー(はじまる音)
あたりを真っ白に染めていた光量は徐々に薄らいでいく。途中で止められたエネルギー弾は行き場を失い、まだビリビリと空中で放電していた。
しーん
やけにあたりが静かになった。
まさからんちが受けきったの………?!
ヴェルヌはガバッと振り返ると、らんちの横にピンクの髪の剣士が!
その特徴的な髪!薄っすらと左右が違う目の色は…
間違いないっ!!
シャルロッテ『せんっぱいっ!』
嬉しそうに手を振るシャルロッテは数年前の面影そのままだった。
本物……?幻……?
マジマジとヴェルヌはシャルロッテを凝視する。
久しぶりに見るシャルロッテは見るからにたくましくなっていた。新人らしいぎこち無さは消え、華奢で折れそうだった腕も、細いながら筋肉がしっかりと詰まっている。
変わった形の剣を抜き、大きなシールドを構えたシャルロッテは、一回り大きく見えた。
それにしても…2枚壁なんて発想なかったよ!』
シャルロッテ『あたしもなかったけど………
あなたと一緒なら止められる気がして飛び込んじゃった』
てへっと舌を出すシャルロッテに、らんちは安堵のため息をつく。
ガルド『…ょしっ!』
ガルドは全員を見渡し大きく息を吸うと、腹の底から地面を揺るがすほどの声量で全体に指示を出した。
ガルド『よしっ!反撃だっ!
第一ミッションはうらんを死守するっ!
真ん中に囲んで前方は2枚壁。そこを中心にらんなさんは支援を大きめにかけてくれ!』
サヤカは魔弾チャージ!
茶色のデカくちを集中して撃ち落し、貯まったらヌーレトースに魔弾をぶち込めっ!
俺とヴェルヌは魔弾着弾と同時に切り込む!』
ガルド『うらんちゃんは防御に徹しtt………』
言いかけたところでシャルロッテが遮るようにその言葉にかぶせる。
シャルロッテ『うらんちゃんは支援魔法展開!
全力で慣れを叩き込んでっ!
あたしとこの人で引きつけるからっ!』
うらん『うん、わかた!』
初めて頼りにされたうらんはとても嬉しそうだった。
ガルド『お、おい……』
シャルロッテ『大丈夫っ(๑•̀ㅂ•́)و✧
あたし昔から人を見る目はあるんだからっ!
小さくてもこの子の支援は的確よっ!』
よーっし……わたしもっ!』
らんなは『ふぅっ』と大きく息を吐くと、大きく大きく真っ白い羽根を広げ、ヌーレトースに向き直る。
らんなの
パーティ全体を優しく優しく包み護る防御型支援。
うらんの
パーティのチカラを引き出し鼓舞する攻撃型支援。
らんちの
あらゆる攻撃やヘイトを受けきり守りきる耐久壁。
シャルロッテの
時には攻撃、時にはタンカーのオールラウンダー。
それぞれ役割は違っても、目的はただ……一つ。
らんな らんち ガルド サヤカ
うらん シャルロッテ ヴェルヌ
2つの別のパーティはレイドパーティと化し、
異界の門を優しく優しく照らしていた。
つづく
はい、
ヴェルヌとシャルロッテの戦闘中の再会!
数年の時を経て互いに成長したふたりです。
これだけパーティが揃ってたら……
ヌーレトースなんかに負ける気しないよね(o^-')b
ということで、次回は最終話っ!
なんとか年内に終わらせそうです。
もうすぐ総選挙(人気投票)の時期ですね。
多分例年通り3ポイント制でいきますので今から誰にするか考えておいてくださいね(*´艸`*)
でわでわ……
今日も元気に
行ってらっしゃい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆