おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
さてさて、今日は
幼魔の炯醒ようまのけいせい
第1話をおとどけしまーす!
このお話は
メインストーリー第二章
守護りの軌跡のすぐ後のお話です♪
変な終わり方しちゃったもんね(〃∇〃)
ちょっと短めのストーリーかもですが
また、お付き合いくださいね(o^-')b
でわでわ………
はじまりまーす!
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
人間は、神様から受けた恵みも、
人から受けた恩も、時が経つと忘れてしまい、
不平や不満ばかりを口にする事があります。
しかし、神様はそんな事がありません。
私たちが御名のために為したどんな小さな業も
忘れる事がないと、聖書は教えてくれています。
時に、私たちは……。
らんな「うーむずかしい」
ゆうらん「どうしたの?頭抱えて」
らんな「教会でね、来られた人に説くときに
なかなかうまくいかないんだよね…。
昨日来た人も
「ん?」て感じだったし…。」
聖職者たるもの
迷える人を導くのがお仕事である。
しかし
自身が迷う時も少なからず存在する。
秋も深まりつつある、
ここソフィアの片隅に
らんなの務める教会が存在する。
本宅と並んで建てられているこの教会は
荘厳な雰囲気ではなかったが、街の人々の
憩いの場所になっている。
ソフィアの街の人も悩めるときは
この教会の門を叩き、導きを求めて
加護を求めてやってくるのだった。
その人々を導くためにも
早くらんなを1人前にしなくては……
ゆうらんはそっと心に誓うのであった…
ん?
すー。すー。
あ。いつの間にか寝落ちしてる…。
けっこう疲れているのかな、かな?
ゆうらんは、小さくため息をつくと
サッと毛布をかけて……
………ん?
なにかの違和感を感じて
さっと、らんなから離れるゆうらん!
ぱっ!
寝ていたはずのらんなの瞳が
ぱちっと開く!
その瞳の色は血のように朱く………
ゆうらん「うらんっ!隠れてっ!」
うらん「ふえぇぇぇっ!」
とっさにふたりが離れ、ゆらっと
立ち上がったのは、らんなの服を
着ているが、やはり…
アシュリー。
アシュリー「ヨク寝タ…………
サテ、コノ建物デモ破壊スルカ」
寝起きで物騒なことをサラッと言う
アシュリーに、毅然とした態度で
ゆうらんは言い放つ。
ゆうらん「アシュリーっ!
出ていきなさいっ!
破壊はだめなことなのよっ!」
そんなゆうらんを
道端のゴミを見るように一瞥し、
詠唱のための印を切り始めるアシュリー。
うらん「……ままぁ」
うらんがゆうらんにしがみつき…
かすかにその震えが伝わってくる。
無理もない。少し前に怖い目に
あったとこだから………。
ゆうらん「大丈夫っ!あなたは
絶対に守るから!」
ゆうらんはそんなうらんを
元気づけるように諭した。
半ば自分に言い聞かせるように……
……すると
アシュリーの動きがぴたっと止まった。
禍々しい波動が、しゅぅと収束する……。
らんなの面影のある顔で、若干首をかしげ
アシュリーが、ゆうらんに問いかける。
アシュリー「………マモル…?
『マモル』……コノ前モ言ッテイタナ。
………ドウイウ事ダ?
魔族ニハ無イ概念…………」
ゆうらん「守るっていうのは大切な存在が
失われないようにするってこと!」
アシュリー「大切ナ……存在……?」
そういえば………
アシュリーは幼体魔族。
生まれ持っての破壊行動は備えているが
一般的な知識は、まだ持っていない
ようである。
絶体絶命の状態の中……
何かのヒカリが見えたような気が
したゆうらんであった。
つづく
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
はいっ!
新劇場スタートですっ(o^-')b
謎に包まれたアシュリー。
いったいどうなってしまうのか……っ。
ゆうらんとうらんは
無事に切り抜けられるのか…?
らんなは…?
次回、第2話をお楽しみにですー♪
でわでわ………
今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆