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Channel: 魔道士らんなのトーラムまいご日記
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1281.【らんな劇場】守護りの軌跡35 〜 道 〜

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!




さてさて今日は
【らんな劇場】
守護りの軌跡
第35話をお届けしますね(o^-')b


ついに現れた妖の魔女ドナと
アシュリー!
乗っ取られたらんなは無事なのか…?


それではスタートですっ♪


ぶーーーー(はじまる音)


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:



らんな…
いやアシュリーがこちらに向きなおり
軽く微笑む。しかし、
アシュリーとらんなは基礎が同じはずなのに
こんなに…表情が変わるものなのか。

意地悪く「ニヤリ」と笑うその顔は、
純支援のらんなとは似ても似つかない。
時々いたずらをするらんななど
まだかわいいものである。


そんなコチラの思いもよそに、
アシュリーは無詠唱で右腕を突き出し…
攻撃を仕掛けてきた!

アシュリー「ダークスティンガーっ」

一行がいちばん集まっている場所を
狙った紫色の槍。

らんにゃ「く……黒魔法…?
って…」

そう、
魔族のみが使えると言われる魔法
ダークパワーである。
負担が大きく、ヒトの身で使うと
自傷ダメージで使えたものじゃないのだが…。

間一髪避けることができた一行を
満足そうにアシュリーは眺め、
ペロッと舌を出す。


アシュリー「次ハ、当テルヨ?」

小悪魔のような笑みを浮かべて
心底楽しそうに言うアシュリー。




らんにゃ「なーちゃん!正気に戻って!」

うらん「らんなおねぇちゃん!」

あいり「らんなちゃん!」

みんなが口々に呼びかけるがアシュリーは
全く動じる様子がない。それどころか
また新たな詠唱を始めている?!

あいり「っ!!」
あいり「フィナウよっ!逃げてっ!」

全員が反射的に散る中、
描き出された魔法陣の中央には
まだひとり、、残っているっ!!


うらん「おにぃちゃん!」

座り込んだアルトが耳を塞いで
叫んでいた。 


アルト「僕もうだめだよっ!
絶対に勝てないよ!
だめだめだめっ!もう終わりなんだ!」



うらんは咄嗟に魔法陣に飛び込み
アルトの肩をガシッとつかみ、

うらん「おにぃちゃん!あきらめちゃだめ!
どんなにぜつぼうしたって、
………ぜったいみちがある!
ときがくれば、
きせきはかならずおこるんだよ!」



アルト「道……?
時が来れば…奇跡が起こる……?」

うらん「はやくっ!」

はっ!

アルトは転がるように魔法陣から飛び出し、
幸いにも全員ギリギリ退避することができた。





フィナウの爆音と光が収束したと同時に
ドナの声がする。

ドナ「アシュリー、ご苦労さま♡」


そう言うとドナは高々と右手を振り上げた。
ドナ「いでよ!コエヌビア!」




ズズズズズズズズズ………
嫌な周波数の轟音とともに
魔界へとつながる大きな穴が開き、
巨大な魔族……

コエヌビアが地面から現れた。


つづく

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

はい!
かつてヴェネーナ・コエヌビアが
騎乗していた魔族、勝手に
コエヌビアって名付けちゃったけど
だいじょぶかな、かな?

けっこうボロボロのみんなだけど
勝つことはできるのかな……(。>﹏<。)
次回もお楽しみにー!



でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆


過去記事とリンク集【らんなび】

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