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Channel: 魔道士らんなのトーラムまいご日記
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1277.【らんな劇場】守護りの軌跡34 〜魔 族〜

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



今日も
【らんな劇場】
守護りの軌跡
第34話をお届けしまーす(o^-')b



異界の刀剣士シンシアも
ミツキの豪運の前に動きを止めた。

ほんとに運『だけ』で勝てた一行だが
どーなるんでしょね(o^-')b


でわでわ………
はじまりまーす♪


ぶーーーー(はじまる音)


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

あれだけ無双していたシンシアは
やはり状態異常で動きを止めた。

操りの影響はかなりその身に
負担がかかっていたのであろう。
憔悴しきっているようで、
しばらくは動けそうにもない。


こちらの
身の丈以上の剣士と
ギリギリの攻防(というか防御)を
していたふたりも同じであった。

サヤカ「はぁっはぁっ…
た…助かった………っ!」

ヴェルヌ「うむ…
なんとか生き延びたな…」

そう、これが素直な感想だろう…。

一つ間違えれば誰かが命を落としても
おかしくない状況。残ったメンバーは
極度の緊張感から解き放たれた。

しかし…もちろん。
まだ終わったわけではない。


あと………ひとり。


ぱんぱんぱん!
一行が身構えていると、
奥から拍手の音がする。



そこに現れたのは…。
禍々しい青い魔族の羽根の女…

およそ戦闘する気のない
青いドレスを身に纏った
妖かしの魔女…ドナ

ざっ!
全員がドナの方に身構える。


しかし
ドナは全く動じず落ち着き払って
嘲笑うようにこう言った。

ドナ「フフフ、あら怖い。
そんなに全員で来られたら……
いくらわたしでも負けちゃうわ?」

らんにゃ「なーちゃんはどこっ!?」

掴みどころのないドナに、らんにゃは
苛立ち、食って掛かる。



ドナ「ん?あの素材のこと?
幼体アシュリーの覚醒に使わせて
もらったわ。

見る?」

そう言うとドナはその外見に見合わぬ
大きな声で名前を呼んだ。


ドナ「アシュリーっ!」

すると上空から禍々しい羽根の生えた
アシュリーが舞い降りてくる。

らんなの小さな白い羽根は面影もなく
血のようなどす黒い魔族の羽根…。

ゆっくりと舞い降りて来るアシュリーは
どう見ても「らんな」が仮装した様に
しか見えない。


ん?
操られているとすれば………?

一番攻撃力の低いらんにゃが前に出た
らんにゃ「なーちゃん、ごめんっ!」

そういうと
アシュリーの着地に合わせ、
ソニックウェーブで迎撃するっ!

静かに進むソニックウェーブは
真っ直ぐにアシュリーの足元へと…

ばしゅっ!
確実に命中……したはずなのに、

らんにゃ「転倒…しない…??」




ドナ「フフフ、何やってるの?
『魔族』に
そんなモノ効くわけないじゃない♪」

あらゆる状態異常を無効化…
それくらい標準装備でついてるものよ」




サヤカ「魔族…」

ドナ「アシュリーは魔族。
人間に寄生しそのチカラを行使する。
ただし幼体なので、もともと持ってる
スキルは使えないけどね。」



ドナ「アシュリー?
私はアレを用意しておくから
たっぷり遊んであげてね?」

アシュリー「ワカタ」

やっと見つけたらんな………
いやアシュリーとの
再会は最悪なカタチで果たされた。


全員が落胆する中、
アシュリーは不気味な笑みをたたえ
こちらにくるり
向き直った。



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

はい!
やっとアシュリーの素性を
公開できましたー(o^-')b

アシュリーは魔族の幼体。
宿主に寄生して魔力をそのまま
行使する……。


そして、妖の魔女ドナ。
人を操る術が段々と高度に
なっていってますね(。>﹏<。)

最初は、装備品……術……魔族……

さて、この状態から
ドナとアシュリーに勝てるのか?

らんなはどーなっちゃうの?

緊迫の守護りの軌跡
次回もお楽しみに(o^-')b


でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆


過去記事とリンク集【らんなび】

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