おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
はい!
今日は【らんな劇場】
時駆の探童第四話を
お届けします。
突然現れた、謎の少年カケル
彼は何者なんでしょーね(o^-')b
その謎をらんにゃが紐解いていきます。
でわでわ………
始めますよー。
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
らんにゃ「実におもしろい」
久々の難題に、刺激されたらんにゃ。
彼女はすべてのデータをひっくり返し
かくも難しいヒントから、
答えを導き出そうとしていた。
それはまさに、砂漠の砂の中から
ダイヤを見つけるがごとく、
根気のいる作業であったろう。
しかし、彼女は嬉々として
この難問に打ち込んでいた。
そして、数日後………。
らんにゃは関係者を集め
らんにゃ「仮説なんだけど…
それも、
突拍子もないお話になるんだけどね」
おもむろにらんにゃが切り出す。
いつもの自信満々な
らんにゃとは違い……、
どことなく歯切れが悪い。
全員が沈黙する中…
(・・;)ゴクリンコ
誰かが唾を呑む音が聞こえる。
ほんの少しの沈黙なのだが、全員が
とてつもなく長い時間に感じていた。
らんにゃ「まずは
『時駆けの懐中時計』
のお話にゃ。
アレは単に速く動けるだけのものじゃ
ないのにゃ………」
そう…
【時駆けの懐中時計】
それは…
イルーナ12神知神ソフィスが
作成したといわれる
神器の一つである。
世界に数個しかないとされ、
作成方法が確立されていないため
入手方法は膨大な骨董品の山の中から
探し出すしかない。
有名であるが故
これの贋作も多く、
これを手に入れるために
破産するものも後を絶たない。
じつは…
この懐中時計には秘密があり
「時空を渡る」つまり、
「タイムスリップ」を
起こす効果があるとされているが
真偽は不明である。
らんにゃ
「まぁ、それは置いといて…
カケルくんのお話に
「時間」の概念を入れて
もういちど、
総合してがんがえてみると…
このカケルくんは……
『この時代の人間じゃない』
全員「えぇぇえΣ(゚ロ゚」)ええ」
らんにゃ「おそらく何らかの弾みで
数百年前の世界からタイムスリップ
してきたとしか考えられないにゃ」
カケルくんが言っている地名、
世界観、服装、弓・・・
全て古文書と一致するにゃ。
しかもソフィアが別の場所に
新しく作られたときに、
評議会で噴水を作るか作らないかで
もめている記録もある。
カケルくんの言っていた
弓師の集まるディール族の
ディールという村の記録も残っていた。
これからはじき出される結論は
カケルくんは
『イルーナ世界』の住人
としか考えられにゃいの。」
あいり「あの…数百年前の
大変動前の…住人…」
「イルーナ」
そう、その単語とともに…
カケルの脳裏にフラッシュバックする
過去の記憶・・・
その映像を一つ一つ説明するように
カケルは記憶の断片を話し始めた。
カケル「僕は…師匠と
迷宮を探検していたんだ。
師匠と2人でソフィアに来て…
毎日迷宮にもぐっていたんだ。
ディール族の師匠はとても強くて…
僕はいつかクオン師匠みたいに
なりたいって…
ある日、迷宮のだいぶ下層まで
到達したんだ。
ボスが居ると言われている
部屋だったんだけど、
ボスはいなくて、代わりに変な珠が…。
キラキラしてて…
とってもまぶしくて。」
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輝く球体が真ん中にある部屋。
異様ともいえるその景色。
それは……。
今までのそれとはあまりにも違いすぎた。クオン「ん?おかしい…。
こんなエリア…、
前までなかったはずだ。
ボスモンスターも居ないし、
何かがおかしいっ!」
師匠はなにかを察知したみたいで
突然、僕に向かって叫んだんだ。
クオン「カケルっ!戻れっ!
うわぁぁぁぁっ!
はやく…っ…!お前だけでも……っ」
クオンは輝く球体に吸込まれる。
カケル「師匠ぉぉーっ!!」
もちろんカケルも無事では
すまなかった。
じわじわと、そしてしっかりと
カケルのいる場所のすぐそばまで…
輝く球体は膨張を始める…っ!
カケルは全力で抗うも、
体重の軽いカケルはいとも簡単に
吸込まれ………
カケル「師匠っ!師匠ーーっ!
誰かっ!…たすけて………………」
しゅぅぅぅぅん
2人を吸込むと輝く球体は
ほんの小さな点に凝縮し…
やがて消えていった。
そして…僕は見知らぬ場所にいた。
つづく
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
はい…カケルの背景が
明らかになってきましたね!
彼は時を超えてやってきてしまった
わけですね。
あ!
そして、行方不明の師匠。
名前をクオン(久遠)と
させていただきました!
クオンって名前がわたしの中に
すっと入ってきて!
獣系の種族なので、
ほんとにぴったりでした(*´艸`*)
トーコさん、ほんとにありがとです!
そういえばカケルの名づけ親も
トーコさんでしたよね。
最後まで悩んで…クオンが
採用になりました。
ほかにも色々な名前を皆さん考えて
頂いて、ほんとにありがとでした。
このあとどうなっちゃうのか………
カケルは元の世界に帰ることが
できるのでしょうかっ!?
でわでわ………
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
【おまけ】
さて、イルーナとは…?
イルーナの続編として作られたのが
トーラム戦記なんですよね。
数百年前の大変動で
バラバラになってしまった世界を
つなぎ合わせた世界……
それが現在のトーラムです。
バラバラになる前の世界。
それがイルーナ。
イルーナでは、ヒューム族、
キュール族、エルフ族が
存在しました。
その他に長い耳が特徴の
ディール族という種族がおり
武士のような性格のものと、
盗賊に成り下がった性格のものが
います。(でしたよね?)
ディール族の村は、いい弓士を
輩出する事で知られているん
でしたよね(*´艸`*)
カケルはそこの住人です。が………、
公式の設定を少しばかり、
お借りいたしました。
間違えてたら教えてね(o^-')b
過去記事とリンク集【らんなび】
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523. 【らんな劇場】時駆の探童④ 〜時渡り〜
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