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Channel: 魔道士らんなのトーラムまいご日記
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896. 【らんな劇場】師道の源流② 〜妖き夜魔〜

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!





さてさて今日も
壁| ・ω・)つ【らんな劇場】
師道の源流第2話をお送りします!



若き日のガルド教官と
それを取り巻く人たちを
描いていくお話ですね(o^-')b


ゴロツキについていくガルド。
ひとりでだいじょうぶなのかな、
かなっ?



でわでわ………続きを………




ぶーーーー(はじまる音)

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

酒場で因縁をつけられたガルド。

手下に案内させ、アジトに単身乗り込む
事になったのだが…
特に勝算がある訳でもなかった。




しかし、
戦争孤児として生まれ、親代わりに
育ててくれた拳師には、戦乱の時代にも
独りで生きていく術を学んでいた。


ちょっとやそっとのゴロツキ共には
負けない自信だけはあったのだ。 


あと最大の理由が……
「気にいらない」
だったのである。






やがて…

連れていかれた場所は例の
【竜の爪】
立ち入り禁止エリアだった。

この場所は昼間でも薄暗く、
朝しか日が差し込まない。

そこらじゅうに血のあとが
こびりつき、このエリアだけが
異様な雰囲気を醸し出していた。



ガルドはおおよそ武器をというものを
所持している様子はなく、完全に
丸腰に見えた。




そして………
奥からわらわらと出てくる手下たち。


ガルド(ふん…2~30ってとこか…)

しかしまったく臆する様子もなく
アジトに連れてこられても堂々としている。








手下A「カシラっ!つれてきましたぜ」



趣味の悪いいすに座っていた大きな男が
こちらをギロっと睨み付ける。



頭「今すぐ土下座して命乞いをしろ
なら命だけは助けてやるぞ?


5秒だけ待ってやる…
…5
…4…
0!時間切れだ」

とたんに大きな笑い声が起こる。

手下「カシラずるいぜっ!」






しかし………


臆することなく微動だにせず
まっすぐ前を向いて立つ
ガルドにすぐに静かになった。


頭「…やれ…」


その声に弾かれたように
まずガルドに一人が襲い掛かる!
反った少し長めの短刀を持ち、

飛びかかるようにして振り下ろすっ!



ばこゎ!!

ガルドは直立不動で立ったまま
右腕のみをタイミングよく振り払う。

その裏拳の一閃で、
わけのわからない音を立てながら
文字通り手下が飛んでいき…

海に転落した。



ガルド「1匹…」



手下「てめ……っ??ぐわっ



言い終わらないうちに
瞬時に間を詰められた手下は
腹にきついブローを叩き込まれ気絶する。



ガルド「2匹…」




手下たち「ごるぁーーーっ!」
次は三人がかりである。

3人がシミターを振りかざし向かって
来る………が!

前に砂を蹴飛ばし、3人が怯む!

そのすきにひとりは肋を砕かれ、
ひとりは脚を砕かれ、
ひとりはまた…海に落ちた。





ガルド「5匹…」
ガルドはにやっと笑い挑発する。


手下A「きたねぇぞ!」



ガルド「きたねぇもへったくれもあるか!
てめぇら何人で向かってきてんだ?

俺は戦場で今までこの拳だけで
生き延びてきたんだ
お前らが何人来ようが相手じゃねぇ!

次はどいつだ?!!」



ガルドが吠えたその時………
何やら嫌な気配がする!

念の為、ザッ…っと一旦間合いを取る。



すると、、
そこへひときわ目立つ羽をつけた
女性幹部が姿をあらわす…。

女性幹部「なに手間取ってるの…?
あんた達……失敗したら…………
わかってるわね?」


一見するとオトナの美しい女性であるが
なんというか人外の雰囲気を持ち……
立っているだけでも威圧感を感じる。

特にガルドは初見であるにもかかわらず
「ヤバい」と直感で感じていた。


急に慌てたのは手下たち。
お仕置き通告を受け、かなり
浮き足立っている。

手下「ドナ様………っ!

ちくしょう!
全員でやっちまえっ!」


わーっ!
雄叫びとともに全員が襲い掛かってくる



ガルド「馬鹿が…」



しかしその言葉とは裏腹に
四方八方から一斉に襲い掛かられている
ガルド…



上から…横から…



無慈悲の刃が降り注ぐっ!





ガルド
「アーススパイクっ!」



がこっ!



地面から無数のとがった岩が現れ、
手下どもが一斉にはじけ飛んだ。





その範囲攻撃に巻き込まれ、
当たり所が悪かった何人かが
動かなくなっている…。




ガルド「ひいふうみい…8匹…」





余裕で数を数えているガルドを見据え



頭「冒険者…か…」




ガルドは、そう発した頭に向き直り…


ガルドは次はお前だとばかりに
睨み付けるが………


!!!
ふと異変に気づく!



ガルド「幹部がいない…っ!」

 





そう!
今までいた幹部が消えている。
指示を出した直後、
視界から姿を消したのだ。



あいつ…なかなかの能力………





その思いに関係なく、
さらに手下どもはまた向かってくる



怖気づいてもどうせやられる…
手下たちも後にはもう引けなかったのだ。

突撃してくる手下ども!





しかしそれに気を取られ…
前に集中してしまった瞬間、

背後で殺気が膨れ上がるっ!



ガルド「ちっ”!うしろかっ!!」

ガルドの後ろには………
人間には出せないような妖気を纏った
ドナが薄ら笑いを浮かべていた………



つづく


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

cast

ガルド
らんな
ドナ
キサネ




はいっ!
ガルド過去篇第2話ですね♪
今回はスクショが難しく、
文章中心です(o^-')b

らんち編の団体戦とかも難しいもんね
エキストラどれだけいるんだろ…
って感じです……


さてさて…絶体絶命のガルド……
ガルドの運命は………?


次回もお楽しみにー(o^-')b


でわでわ………


今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆


過去記事とリンク集【らんなび】

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