おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
今日はおまたせしました(?)

【らんな劇場】メインストーリー2
守護りの軌跡まもりのきせきを
お届けしますね(o^-')b
ちょっと事情があって
続けられなかったんだけど
少しずつ公開していこうと思います(*´艸`*)
さてさて、
この春の桜まつりで起こった
襲撃事件のリーダーは、なんと
らんなたちの父親だった?!
あれからなんの接触も無いまま
ただ時が過ぎていく。
忘れちゃった方は
また【らんなび】から
見てくださいね♪
それでははじまりまーす。
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
アレから半年………。
秋もだんだん近づき毎日少しずつ
過ごしやすくなる。
街には長袖を着る人も増え、
だんだんと木々の葉も赤みを帯びつつある。
うっそうと茂るマルバロの森でも、
ここソフィアの街の片隅でも、
秋は公平にその足音を響かせていた。
うず高く積み上げられた本棚の前で
桃色の髪の少女が考え事をしている。
「うーん」
人形のようにほとんど動かず一心に
考えを張り巡らせている。
らんにゃがこうして全く動かない
時は全く手がかりがないときが多く、
脳の回転のみで無駄な動きは一切
しないのだった。
反対に何かを見つけたときには
身体が勝手に動き出す。
それがほんの些細なきっかけでも……
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
カランカラーン♪
となるはずのベルは鳴らずに
ドアが開閉される。
入ってきた主はわかっている。
らんにゃの予想どおり……
見るからに怪しい風貌の男が入ってきた。
その男の眼光は鋭く、ひと目見て
普通の冒険者ではないのは明白である
考えをストップされた苛立ちと、
永遠に続くかと思われる
考え事の渦から救ってくれた事への
感謝の気持ちとで、らんにゃのなかでは
互いにその感情が相殺されていた。
らんにゃ「ウィル……」
ウィルと呼ばれた男は本名不明…。
その筋の仲間内からは通称
『ウィル・オー・ウィスプ』と
呼ばれている。
情報収集能力、変装能力
声色を自由に変えるなどの特殊能力を
もち、あらゆる情報を手玉に取る、
らんにゃ
通称『ケット・シー』の相棒である。
ウィル「……その考え方は何も思いついて
無いやつだな。そんなに難問なのか?
何を考えてるんだ?晩飯か?」
らんにゃ「ちがうにゃ!」
ウィル「はっは( ´罒`*)ニィ」
ウィルは人前ではあまり出さない
にいっとした顔で笑って見せた。
たまにするこの屈託のない笑顔に
大抵の人は騙される。
らんにゃ「パパのことをしらべてるにゃ
この前現れた…
なぞだらけにゃ!」
!
ウィル「そうか…
何か見つかったのか?」
ウィルはぷるぷると首を振る
らんにゃをじっと見つめ、
小さくよしっと気合を入れると、
ウィル「見つかるといいな、
俺もなんか探しておいてやるよ」
ぐいっとそこにあった
冷たくなった紅茶を飲み干し、
そう言って踵を返すウィル。
ウィルが部屋を出た後、らんにゃは
また石像のように考え始めていた。
こつ…こつ…こつ………
こつ…こつ…こつ………
らんにゃの指先が、自然に動く………
何かわかったわけではない。
しかし今までとは違う、そう…何か。
心の奥底に、
何か引っかるものを感じていた。
こつ…こつ…こつ…こつ…こつ………
今までにない引っかかり………。
それが何かはわからないまま…。
また、時は流れる…。
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
はいっ!
久々登場のウィル。
ウィル・オー・ウィスプですね♪
実はこの男もけっこう
謎人物だったりします。
はたして、何者なんでしょね(*´艸`*)
でわでわ………
も少しペースあげていきますね(o^-')b
今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
過去記事とリンク集【らんなび】