おはよん(*ﾟ▽ﾟ*)/なぁー
らんです！
はい！
今日はお待ちかね…（待ってないか）
【らんな劇場】
守護りの軌跡まもりのきせき
第二話をお届けしまーす。
ゆうらんママが帰ってきて
はや1年。
ゆうらんも順調に回復し、
平和な時を過ごしています。
何かが足りないような気がしながら
過ごした平和な一年ですが…
ある事件をきっかけに物語は
進んでいきます。
でわでわ………
はじまりますよーっ！
ぶーーーー（はじまる音）
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
ひたっ…ひたっ…
夜のソフィアは闇に包まれていた。
昼間の喧騒はどこへやら。
一部の飲み屋街以外はしーんと
静まり返っていた。
ここはさらに裏通り。
灯りは少なく、薄暗い道は
しずかに歩く人を飲み込んでいく。
しかし他の街よりは
まだ明るい方であったのだが…
そこへひとりの女性が歩いてくる。
アカデミーの制服を着ているが
背中には人目を引く小さな白い翼。
制服には中が見えないように
穴が開けられているようである。
らんな「本読んでたら、
すっかり遅くなっちゃったな…」
図書館の消灯時間はとうに過ぎ、
すっかり暗くなってしまった夜道を
らんなは歩いていた。
らんな「ん？」
何かがおかしい。
自分の中のなにかが異常を告げる。
キケン…キケン……っ…
それは悪寒に似た不思議な感覚。
神経を研ぎ澄ませ…
あたりの様子をうかがうと、
たしかにおかしい。
自分の足音と明らかにもうひとつ…
別の足音がついてきているような…
くるっ
すぐに後ろを振り返るが
そこには誰もいない。
らんな（もうっ！こんな時に限って
アイツ！
…いないんだからっ！）
いつも一緒についてきてるはずの
ナイトの青年が、そういえば見当たらない。
しかたないっ！
たたたたたっ！
全力で走り出すらんな
無我夢中で夜道を駆ける
どんどん…どんどん…っ
夜の街の灯りが、らんなの横を
ぐんぐん走り抜けていった。
随分走った…っ
もうこれくらい走れば！
かなり走ったところで
角を曲がり壁に張り付き息を殺す……
自らの衣服の擦れる音まで
聞こえるほど、静かに静かに
息を殺す……。
しーん………
夜街は些細な音も逃さないほどの
静寂に包まれている。
しーん。…
らんな「うん、だいじょぶ……かなかな。」
足音が聞こえないのを確認して
ホッと一息…
すっかり安心した様子で
小走りに駆けていった。
すっ……
目の前を通り過ぎていくらんなを
陰から見ていた男はニヤリと笑った。
凍氷より冷たくニヤリと笑った。
つづく
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
はいっ！
新シリーズの第二話をお届けしました！
もともとこの【らんな劇場】は
パラ個別に名前をつけて、
トーラムの日常を紹介する
ちぃちゃんの影響をもろに受け
始めちゃったもので、
その回数は100回を越えちゃいました。
前回のメインストーリーは、
その時に適当に決めたパラ設定の
矛盾点を解決するために
作った全22回のお話でしたね。
そして今回の
メインストーリー第二章は、
ずっと残されたままになっていた
最大の謎に迫ります。
…っていってもそんな壮大なものじゃ
ないんだけどね(o^-')b
今までの劇場をみてくださる方は、
下のらんなびから見てくださいね♪
ま、とにかく
まだゴールは見えていない中の
スタートっ！
がんばりまーす。
でわでわ………
今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b
またねっ♪(ﾟ▽^*)ﾉ⌒☆
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