おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
今日からは新らんな劇場!
晦世の惨冥かいせいのさんめい
第一話をお届けしまーす *。٩(ˊᗜˋ*)و*
今回はいつもイラスト描いてくださってる、ティリトさんのパラをお借りしまして……
アメリア編をお届けしまーす♬
アメリアとは…
アメリアは第1916回から始まったクラッシャースキルを使うパラで当時から、ニコニコ笑顔の剣闘士として描かれていましたね。
最後のほうには少し意味有りげな描写もありましたが、ずっと書けないでいました。
さてさてどんなお話になるのかな、かな?
それではスタートなのです〜♬
ぶーーー(はじまる音)
未だ仮王宮がそびえ立つ都市…エルスカーロ。
ソフィアとは様相が違う洗練された都市であり人々は思い思いに着飾り、日常を営んでいた。
さらにここエルスカーロでは、時折戦闘のイベントまで開催されるため、腕に覚えのある冒険者はこぞってこのエルスカーロに集うため、街の活気を高めていた。
時折飛空艇が着艦する様子を見るのは圧巻であり、魔導の進歩を間近に感じることができた。
風の女神ストーミア様の船を模して作られた飛空艇はどこにでも行ける代物ではなく、快適な空の旅とまでは言えないが、荷物の定期運行的な使い方ならなんとかなる。
飛空艇は各地の珍しい特産品を運び、エルスカーロを豊かに繁栄させる大きな一因である。
飛空港に船が着岸する時、エルスカーロ全体に響き渡る大きな金属音。
夜間の着船は禁止されているが、昼でも初めて聞いた人は驚くであろう。
ま、1日に何度かあるこの音も、慣れてくれば気にもならない。
……不思議なものだ。
貿易が盛んで、たくさんの人種が渦巻くこのエルスカーロはこれからさらに繁栄する兆しを見せていた。
しかし……
どんな時代にも悪い人種がおり………
その裏側に紛れ込んでくるのである。
くま『・・・・』
ウサ『おい……どうした…カネは?』
くま『本物だろうな……?』
ウサ『おいおい?コレは間違いなく本物だぞ…、ほら証拠に裏の文様のココが光っtte...』
必死にまくし立てるウサギに対し、くまはチラリと示された文様を見てその言葉を遮る。
くま『もう良い……』
パチン☆!
くまが小さく指を鳴らすと……
…あたりに不穏な空気が立ち込める。
いや…修業を積んだものにしかわからないであろう微量なソレは、ウサギには全く検知できていない。
ウサ『おい……どうしたんだよ?カネ…』
その時っ…!
ギィイっ!!
飛空艇が着岸し、大きな音があたりを覆い尽くした。
刹那っ!
物陰から飛来した赫いナニカ………
ターゲットとの距離を瞬時に詰め、赫い光跡を遺してターゲットを通り過ぎてゆらりと停まる……
その大きな金属音に、
断末魔の悲鳴も、
それを斬り裂く音も……
降り立つ音も全て…かき消されていた。
その音に合わせ獲物を仕留めたのは…
【晦冥】(クラヤミ)のマリー
………いわゆる、暗殺者である。
その名は裏の世界の中でも、ほんの一部でのみでしか知られておらず……
…知った者は悉く謎の死を遂げるとも言われている。
……彼女を追うとその『組織』に近づいてしまうためなのか、何なのか……
とにかく組織に関する話題そのものがタブーとなっている。
彼女のその両の眼は虚ろ……
虚空をずっと彷徨っている。
まるで倒した獲物が消えたことで目標を失っているかのようであった。
ゆっくりとターゲットに視線を落とし、息の根が止まったのを確認すると、
……依頼主には目もくれず、サッと闇に消えていった。
これは数年前のお話である。
つづく
アメリア過去編のスタートですっ。
謎の組織に属していた昏冥のマリー。
どのような過程で今に至ったのか……
これから紹介していこうと思います。
第二話もお楽しみにね(o^-')b♬
でわでわ……
今日も元気に
行ってらっしゃーい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
おまけ
さーさーのーはーさーらさらー♬
今日は七夕ですねぇ。
残念ながら夜から雨っぽくて残念。
七夕は雨の特異日と言うお話もあり、2017年までの56年間で17回しか晴れてないんだって。
ううう……
いつも曇りだもんねぇ……(ó﹏ò。)
でも…天の川に【雲の橋】がかかって出会えてるのかもですね。
ふたりっきりに
させておいてあげましょう(*´艸`*)