おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
今日は【らんな劇場】
優芍の幼駿
第七話をお届けしまーす!
洞窟に捕まってしまったうらんたち。
果たしてどうなっちゃうのかな、かな?
それでは第七話をお楽しみくださいませ。
ぶーーーー(はじまる音)
ぴちょ…………
ぴちょ…………
長い時間が流れた。何日も経ったわけじゃないだろうが、薄暗い洞窟の中では時の経つのはとても長く感じられる。
そろそろ………ヤツが
戻ってくるかも……知れない……(ó﹏ò。)
そこはかとない不安に襲われたうらんは、それを和らげるようにつぶやいた。
チーカ『うん………うまくいってほしいな……』
思ったより弱気になっているチーカだが、うらんの前で泣き出す訳にもいかず……唇を噛み締めてじっと耐えている。
背中合わせに縛られてるのが救いかな。
こんな不安になった顔見せられないや…
ぴちょ…………
ぴちょ…………
雫はずっとその音を奏でつづけている。
ぴちょ…………
ぴちょ…………
こつ……
ぴちょ…………
こつこつ……
リズム良く滴る雫の音に紛れて硬いものが地面に当たる音がかすかに聞こえる。
よーく……耳を澄まして感覚を研ぎ澄ませ……
これは……足音だっ!
もしかしたら…………ママかもっ!!
うらん『ままーっ!ここだよーっ!!』
こつ……こつこつ……
足音は一旦止まってこちらに方向を変え、走る音に変わる、まま!まま!!
うらん『ままーっ!』
今にも泣き出しそうな声でうらんがままを呼ぶ。
そして、そこには………ゆうらん……
ではなく……
うらん『いやあああああ!』
やだっやだっ!
縛られた腕が痛いのも構わず、うらんは身をよじってあばれる!
魔族『あまり暴れちゃだめ。けがしちゃう。
私はあなた達を傷つけたくないのよ?』
なにやら優しい言葉をかけながらこちらに近づき………うらんの頬をやさしく撫でて、ニヤリと微笑む。
も……もしかしたら、
魔族さんだけど………
こんなに怖い顔してるけど………!
アシュリーみたいに、優しい魔族なのかもしれない。
もしかしたら……??
うらんはこわばった顔を少しだけ緩め、笑顔を無理やり作って笑いかけてみる………
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すると、
魔族もニッコリと邪悪な笑みを浮かべ………
魔族『怪我でもされたら材料に使えないからねぇ。【白羽根】欲しかったのよねー(*´艸`*)
むかしから……
白羽根の生えたバトルオーク…
……美しくない?』
(ㆁωㆁ*)!
前・言・撤・回っ!!
うらん『いーやーだーぁーー』
後ろにはケージに入った子どものバトルオーク。コレを捕りに行ってたんだ!
魔族の手がゆっくりと近づいてくる!
じたばた……じたばた……!
もう……絶体絶命…っ!
魔族はうらんの小さな羽根に手をかけ、その羽根をもぎ取ろうとしてきた。
うらん『いたい!…いたい!』
わたしの………
魔族『ほら……
暴れると傷口がギザギザになっちゃうゾ?』
だいじなむすめに………
チーカ『やめてぇ〜〜っ!!!』
魔族は白羽根を引きちぎろうと
その手に一層力を込める!
ミシ……っと嫌な音がしたその時っ!
『なにしてんのよーっ!!!』
ゆうらんの最大火力の術式/アローが次々と空中に実体化し、全弾魔族に次々と吸い込まれる。
全10本のその矢が魔族に当たるたびに、大きくその身体をふっとばしていく!
右に左に糸の切れた操り人形のように弾き飛ばされる魔族の身体は、最後の10本目を食らうと大きく身体を『大』の字に広げて床に投げ出された。
そのままピクリとも動かなくなる……
空中にひときわ大きく描かれた魔法陣が、ゆっくりと消え……
ゆうらんママが鬼の形相で杖を構えていた!
うらん『ままーっー!!!』
つづく
はいっ!
ゆうらんままが来てくれました♬
魔族……やっつけた…のかな、かな?
すごいピンチにギリギリ間に合ったゆうらん。
このあとどうなっちゃうのかな‥
また次回をお楽しみにね(o^-')b♬
でわでわ……
今日も元気に
行ってらっしゃい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆