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Channel: 魔道士らんなのトーラムまいご日記
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569. 【らんな劇場】稀代の蒼壁④ 〜秘 密〜

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!







さてさて、
きょうは4回目っ♪

【らんな劇場】
希代の蒼壁第四話を
お届けしますね(o^-')b




特殊部隊への入隊試験を受けることに
なったらんちに、ライバルがっ?!


らんちは無事かてるのかな?


でわでわ………


はじまりまーす!



ぶーーーー(はじまる音)



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:




当日は爽やかな秋の青空が
広がっていた。

快晴の空に申し訳なさそうに
ちこっと浮かぶ雲は、
高く高く漂っていた。


そんな秋晴れの空の下………




ガヤガヤ…

入隊試験は賑わっていた。



受験生たちはもとより、
試験官である各隊の教官も

自らの隊に最適な人材を
確認しておくために
早くからスタンバイをしている。




王立軍特殊部隊が合同で行う
入隊試験。
特に資格などはなく、
健康体であれば誰でも受験はできる。

入隊の難易度が高い正規軍よりも
出自を問わず、能力だけで
のし上がれる特殊部隊の人気は
かなりのものであった。



ただし、特殊部隊の性格上、
危険度の高いミッションが多く
誰でも受けられるとは言え
簡単に考えている者は皆無であった。


そんな特殊部隊の入隊試験は…

【攻撃力】
【魔力】
【防御力】
【正確さ】
【敏捷力】の

5つの基本能力について試験を行い
その合計点数に、各個人特有の
【特殊能力】を加味して
基本点が決まる様になっていた。


最後には特別な試験がある…

そんな噂も受験生の間で
広まっていた。







受験票を握りしめて
受付に並ぶらんち。
エントリーが終わり、
ホッと一息をつく。
 


すると…
あの、忘れもしないアノ声が聞こえる。
少し低めの落ち着いた声。

あいりセンセあたりだと
「きゃ♡」だとか言いそうな…




カイト「お前は…らんちだな?」


突然名前を呼ばれ混乱するらんち。

あっ!コイツっ!
カイト(海人)じゃないかっ!




らんち「ど…どうしてボクの名前をっ!」



カイト「ふっ、

この前、頭洗っていたときに

……忘れてたぜ?これ。


ぽんと投げられたのは、
誕生日にもらったはずの
刺繍入りのハンカチ。


少しは女の子らしく…と、
らんにゃが作ったハンカチは
パステル調の可愛いぴんく♡


らんち(見られたっ(。ŏ﹏ŏ))

どこにいったのか
探していたんだけど、 
よりによって…カイトなんかにっ!



らんち「あ…ありがと」

いちおう感謝の言葉を
口にするらんちだが…


しかし…


カイトは意地悪く
ニヤッと笑いながら
触れられたくない部分を攻めてきた。


カイト「…なかなか
可愛いの持ってるじゃないか」


かぁっ(〃∇〃)

一気に赤くなるらんち。 


どちらかと言うと
少し日焼けしているらんちだが、
それでもすぐに分かるほど
顔が紅潮している。



らんち「う…うるさーいっ!
٩(๑òωó๑)۶

このうみんちゅっ!海人)

あんたになんか
絶対に負けないからね!」




カイト「う、うみんちゅゆーな!

カイトだっ!٩(๑òωó๑)۶

な、なんでその呼ばれ方知ってんだっ!
と、とにかく!


ふん…っ!俺は

女になんか、ぜってぇ負けねぇぜ!」






らんち「言ったなっ!

この…試験で証明してやるっ!」



入隊試験など全く関係のない
もう一つの戦いの火蓋が
既に切って落とされていた。
 


つづく

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

はい!

らんちと海人(カイト)の
戦いの火蓋が
ここで切って落とされちゃいました!

実はカイトくん。

トーコさんの設定では
カイトくんのお姉さん
(トーコさん)と
ケンカしてるときに
らんちが呼んだみたいに
「うみんちゅ」って呼ばれちゃう
のだとか……。


こういったキャラクターの
裏設定が決まっているのって
良いですよね(*´艸`*)

設定お借りしちゃいました♪





でわでわ………

第五話もお楽しみにーっ!

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆


過去記事とリンク集【らんなび】


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