イラスト:キエさん
今日は【らんな劇場】希代の蒼壁第三話を
お届けしますね(o^-')b
今回は一気に書いてたから
あとはスクショだけです。
ちょこちょこ更新していきますね(o^-')b
【あらすじ】
ガルドの勧誘を断り続けていた
らんちだが、
ある日のトレーニング中に
全力の走りをいともかんたんに
抜かされてしまう。
そこで拾った紙には
軍への入隊試験の
案内文が書かれていた。
でわでわ………
はじめますねっ!
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

ガルド「そうかっ!
受ける気になったか。」

らんち「ボク…
もっと強くなりたいんだ!」
ガルドは隊員に見せることのない笑顔を
抑えるのに必死だった。
いやこんなに嬉しいことはない。
これで27番に入ってくれたら…
相当の戦力アップになることは
間違いなかった。
ガルド「よしよし、
早速登録しておくからな」
らんち「その代わり……(ง •̀_•́)ง
今から訓練受けさせてほしい!」
らんちの目は、
なにか熱いものに支配され
燃えているようでもあった。
ガルドは何か別なものを感じたが…
本人がやる気を持っていることは
大変いいことである(o^-')b
粛々と手続きを進めていった。
……
入隊試験まであと…20日
らんちは今まで以上に
訓練に取り組んだ。
流石に第27特殊部隊。
鬼教官の訓練である。
実践を想定しての訓練は、
人としての限界に
挑戦するかのようなものに見えた。
しかし、
今までにはない過酷な
練習メニューに反し、
隊員たちの喰らいつくような
やる気に飲まれ、
らんちはみるみるうちに
力をつけていった。

らんち「ぜったいに…
あいつに勝ってやる…んだっ!」
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
ガルドの訓練は過酷を極めた。
連帯責任の昔ながらのガチガチの
訓練だが部隊の統率を高めるのには
1番の近道でもある。
過酷な訓練だが、不思議と
倒れるものがいないのは
絶妙なタイミングの
ガルドが設定する「休憩」
のおかげだろう…

休憩中………
共同の水道で頭を冷やすらんち…
冷たくて気持ちいいッ!
かなり汗をかいており
熱気を帯びた身体が
生き返るようだった(*´艸`*)
すぐ横に気配を感じ、チラ見すると…
……っ!!

カイトが同じように冷たい水に頭をさらしていた!
カイト「くぅーっ!」
気持ちよさそうな声を上げるカイト。
……こっちの気も知らないで!
らんちの闘志に
火がつく音が聞こえたような
気がしていた。
視線を感じカイトが
らんちのほうを見る。
カイト「なんだよ?なんかようか?」
らんち「別に…っ!」
冷たくあしらったらんちだが、
とうとう我慢できずに
言ってしまった。
らんち「あんたねぇ!
…あんただけには、
絶対に負けないから!」

カイト「はぁ…?
おまえ…だれ?」
初対面の人にこれだけ言って
しまったことに気恥ずかしさを覚え
らんちはダッと駆け出した。

カイト「なんだってんだよ…」
カイトはそう呟くと、
らんちの走っていった方を
眺めていた。
そして入隊試験の日がやってきた。
つづく
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
はいっ!
ついに目標を見つけたらんち
猪突猛進熱血少女は、
直球勝負で気持ちいいー。
ほんとにこんな感じでどんどん
行けたら良いんですけどね。
わたしってば、
おしとやかで人見知りなんで
なかなか……こう……
いたっ……
わわわっ!石を投げないでーっ!
ごめんなさいごめんなさい。
とゆーことで劇場はまだまだ
続きます。
お楽しみにね(o^-')b
でわでわ………
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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