Quantcast
Channel: 魔道士らんなのトーラムまいご日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3143

1613.【らんな劇場】神結の軌跡⑤ 〜双舞踏〜

$
0
0
おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!





今日は
【らんな劇場】
神結の軌跡かむいのきせき
第五話をおとどけしまーす!


聖魔法をつかえないゆうらんの
前に現れたのは、謎の少女アユミ。
前に出てきたときは7歳だったのにね。

この設定では18歳(*´艸`*)
さてさて、何が巻き起こるのでしょうか?!


でわでわ………

はじまりまーす


ぶーーーー(はじまる音)


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


う〜〜〜〜〜っ……
周りのものすべてを威嚇する唸り声がする。
ネコ科の特徴そのままに、鋭い眼で
睨みつけながら低く構えるヤマネコは、
獲物を狙うかのように大きな目を
見開きこちらを伺い、舌なめずりをする。

こちらのスキを探しているのであろうか。
のっしのっしと威嚇をするように横に歩く。


そのときっ
ひゅっ!
先に動いたのはアユミだった。

「風のように」という表現がぴったりなほど
滑るように地面を移動しあっという間に
ヤマネコのそばまで到達するっ!

ヤマネコ「にゃぁぁぁ!」

丸太ほどの前足が襲いかかる。丸太どころか
その先には鋭い爪がついているのだから
当たればただでは済まないはずっ!

しかしその前足をしゃがんで躱し、
下からチラッと肉球を確認しながら
プロトクレールを薙ぎ払う。


しかし、野生の勘なのか寸前で身体をひねり
ヤマネコは後方にバックステップで躱した。
少しだけ毛を焦がした匂いが辺りを覆う。

アユミ「なかなか素早いね、
この猫ちゃん(*´艸`*)

もっかい行っくよー!」

アユミの動きは全く「そつ」がない。
全くと言って無駄がなく、戦いには
かなり慣れているように思えた。

軍の特殊部隊でもここまでの動きが
できる人はなかなかいないハズ。

しなやかな全身のバネは天性のものなのか……
訓練だけでつくものではない。


ふむ……
これだけのものを持つ人類はなかなか…

強いて言うなら…
ガルド教官か…サヤカさん…かな?




いっぽう、ゆうらんは【舞】で
アユミを支援する。

その舞はとても可憐で、かつ艶があり
まったく「歳」を感じさせない。

ゆうらんがあのあとから、ずっと
聖魔法に代わる支援を探し求めた結果の…

もう1つの支援のカタチ………
【ダンストレル】

それがそろそろ完成しようとして
いたのであった。



ゆうらんの支援と自動弓の火力、そして
圧倒的なアユミの素早さと火力は、
完全にヤマネコを圧しているように
見えた……


…が。

一瞬のスキをついてアユミを捌き、
ヤマネコがゆうらんに向かって
爪を剥き振り下ろしたのだ



ゆうらん「!!
衝撃波…っ!?

アユミ「しま………っ!

ゆうらんに向かう衝撃波は、
無情にぐんぐん距離を詰めてくる
避けられ…ないっ!




しかし…
ズヮザザザザザッ

目の前に滑り込んできたのは………アユミっ!
ゆうらんを庇うようにその衝撃波をまともに
その小さな身体で受け止めるっ!!

アユミ「ぐッ…………クワァ……

ゆうらん「アユミちゃんっ!


衝撃波を受ける寸前……アユミは
チラリとゆうらんを見据え、軽く
微笑んだように見えた。

つづく

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


さてさて、アユミちゃんが
身体を張ってゆうらんを守りましたが……

このあとどうなっちゃうのかな?

ふたりに勝機はあるのか……っ!


でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆




過去記事とリンク集【らんなび】

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3143

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>